過去にとあるSNSで育児相談にのったときのこと。
その方はしてはダメなことをワザとする子どもを可愛いと思えなくなり
毎日怒鳴って子どもを叩いてしまう
ということを相談されていました。
過去のママちゃんブログの中でも紹介した
などでもお話ししましたが
私から見て
その方のお子さんは明らかにママの愛情を求めていて
ママの気持ちを自分に向けたくて必死になっているのが伝わってきたので
その方の毎日をねぎらいつつ、そのお子さんが
ママにして欲しい、
ママに言って欲しいと思っているであろうことを
その方に伝えました。
すると
その方は言いました。
「分かってます。分かってるんです。
私だってなるべく抱きしめるようにしているし
私なりに努力してるんです。」と。
この
「なるべく~してあげている」や
「私なりに努力している。」
という言葉。
子育てで悩まれているママさんたちが言うのをよく耳にしますが
私は
こんなにもったいないことはないと思っています。
だって
そのママさんがしているという努力。
本当に子どもが欲しがっている努力でしょうか?
どんなにそのママさんが
「私なりに努力している。」
と思っていても、
その努力が
子どもが本当に欲しがっているものではなければ
何の意味もなくなってしまうからです。
それって
せっかくママさんが子どものことを思って行動を起こしているのに
ママさんにとっても子どもにとっても
本当にもったいないことだと思うのです。
ママが思う
「子どもに注ぐ愛情はこれくらいでいいだろう、と思っている量」と
子どもが思う
「ママから注いで欲しい愛情の量」が同じとは限りません。
ママが思う
「子どもを抱きしめる時間はこれくらいで十分だろう、と思っている時間」と
子どもが
「ママに抱きしめていて欲しい時間」が同じとは限らないんです。
子どもが欲しがる愛情の量
子どもがこころから満足するママに抱きしめてもらいたい時間って
大人が思うよりも
ずっとずっと 多かったりします。
そして
満足するかどうかを決めるのはママではなく
子どもです。
ママがどんなに
「もうこれで充分でしょ」と思っていても
子どもがそれを「充分」だと思っていなければ
それは、充分じゃないんです。
そして満たされることがなければ
子どもの問題行動(ママを困らせる行動)は
いつまで経っても
なくなることはありません…>_<…
試しに子どもがぐずった時
「ママ、あなたのこと
あなたが『もういい』って言うまでずっと抱っこしてるからね」と言って
本当に子どもが
「ママ、もういいよ。もう離してよ」
と言うまで 抱きしめてみてください。
たぶん
子どもが満足して
「もういいよ」っていうまでの時間の長さに
びっくりされる方の方が多いんじゃないかなぁと思います☺︎
でもそれが
その時に
子どもが本当に欲しがっていた愛情の量
なんです☺︎
仕事で忙しくて普段あまり一緒にいられないなら
眠る前の布団の中で
とことん抱きしめてあげる、とか
赤ちゃんが生まれたばかりで
思うように上の子にかまってあげられないなら
赤ちゃんの寝てる間
上の子をとことんずっと相手してあげる、とか
向き合う時は
他の雑多なことには多少目をつむり
子どもの気持ちが満足するまでとことん!♡
そしてこの満足感が得られた子どもは
気持ちや行動が落ち着いてきます(*^^*)
素直になります(*^^*)
優しくなります(*^^*)
穏やかになります(*^^*)
子どもが満足するまで愛情を注ぎ
子どもを抱きしめるその時間は
ママと子どもの絆を、より深いものにし
お互いを思いやり
お互いの気持ちを穏やかに満たすために
どんな家事や仕事よりも
かけがえのない大切な時間だと
私は思っています☺︎

LICO
「お母さんはもう十分頑張っている」
「お母さんがしんどくないのが1番」
「お母さんのできる範囲のことをすれば大丈夫」
これらの言葉も真実だし、私も心からそうお伝えすることもあります。本当にいっぱいいっぱいの時ってしんどいですから…。
でも、「本気で子どもとの関係を改善していきたい」と願われているならば。。。知っていてほしいと思い今回の記事を書きました。
なぜ問題行動が一向になくならないのか…子どもの気持ちも知ることでみなさんとお子さんの関係性に何か変化が生まれたらいいなと願っています。
いつも読んでいただきありがとうございます♡