「ママ、あれちょうだい」と言われたら。〜押してダメなら引いてみる

怒るのを減らしたい

「押してダメなら引いてみる」


恋の常套手段ですが
今回のお話はもちろん恋の駆け引き


ではなくて(´-`).。oO(笑


子どもとの駆け引き♡です(*^^*)
買い物へ行ったお店で


お菓子なり
おもちゃなり


買う予定のない物を
子どもに「あれ欲しい」と言われると
親は


反射的に「ダメ!」と言ってしまいがちかと思いますが


それを


「なぁに☺︎?
どれが見たいの?」


1度子どもの言うことに乗っかってみてください(*^^*)
その一言で


子どもの反応が変わります。。。♡


我が家でも  つい先週こんなことが☺︎


その日は家族で出掛けていて
途中で飲み物を買おうとコンビニに寄ったんです。


パパちんが買い物してきてくれるということで


ママちゃんは抱っこしているトウくんと
ベビーカーで寝てしまったおーちゃんと
お店の外で待ってることにしたんですが
ゆうちゃんは
パパと一緒に行く!と言って
コンビニに入って行きました。
そして


しばらくすると


お店の外にまで聞こえるくらいの
ゆうちゃんの泣き声が。。。(;^_^
急いでお店の中へ入り
お店の奥の方で
泣きわめいているゆうちゃんを抱っこしてあやしているパパちんのところへ。
「どうしたの?」


と話を聞くと
どうやら


レジの脇に妖怪ウォッチ関連のグッズが陳列してあるのを遠くから見て気付いたゆうちゃんが
「妖怪ウォッチのカードが欲しい」と言い
「今日はカードは買わないからダメだよ」とパパちんが言った途端
「やだー!!泣
欲しい欲しい欲しいー!!泣」



「今日は買わない」という説明をいくらしてもダメなくらいに


ぎゃー!!のスイッチが入って泣き止まない


ということでした。
まぁ  ちょうどお腹が減る時間帯でもあったので


空腹状態なのも
ぎゃー!!になった要因かな、と思ったんですが
まず


ゆうちゃんに


「妖怪ウォッチがあったの?」
と聞くと
すんすん泣きながら
「。。うん」
と答えたので
「そっか☺︎
ゆうちゃん妖怪ウォッチ好きだもんね。


でもパパもお話したと思うけど
今日はカード買うってお約束してなかったよね?
今日は飲み物買いに来たんだから、カードは買えないよ?」


と  再度ママちゃんも説明しました。
しかし


やはり


「やだー。泣   やだー!!泣」
泣き止みかけてたのにまた泣き出してしまいました。
そこで
ママちゃん


説得する切り口を変えました。


「わかった。
じゃあ妖怪ウォッチのカード見に行こう☺︎
どこにあるのかママにも教えてくれる?」



それまで「買わない理由」を説明して
買わないことを伝えていたのを


一転


「どれが欲しいの?」
「ママにも見せて☺︎」



子どもの気持ちをまず受け止めてあげるようにしました。
すると


「うん」


と  ゆうちゃんは急に泣き止み


ママちゃんの手を引いて
「こっち!こっちだよ!」
と嬉しそうにレジ横の陳列棚へ。
そして
ママちゃんもゆうちゃんの横にしゃがんで


「カードどこかなぁ?あるかなぁ?」
「あ、これコマさんだね(*^^*)」
「これ何だろうね?
妖怪ウォッチのペンケースだってー(*^^*)」


など


陳列してある商品を一通り一緒に見てあげてどんな商品なのかを確認させてあげました。
そして


もうすっかり泣き止んで笑顔も戻り
商品を見ているゆうちゃんに
「さぁ  ゆうちゃん
妖怪ウォッチいっぱい見れてよかったね(*^^*)


ゆうちゃんはカードが欲しかったんだよね?


ゆうちゃんが妖怪ウォッチが好きなのママ知ってるから
カードが欲しいゆうちゃんの気持ちも分かるんだけど


今日はカード買いに来たんじゃないよね?


また今度


カード買いに行こうってお約束した時に
お店に買いに来ようね?」
と  ゆうちゃんの気持ちを代弁しつつ共感して
再度
今日は買わないよ、と説明しました。
するとカードを見ていたゆうちゃんは


「。。。うん。そうだよね。


。。。でもゆうちゃん、カード欲しかったなぁ。」
と  やはりカードを欲しがったんですが


「今日は買わない」と言われ泣いていた最初とは違い
 
落ち着いて話ができるようになってたので
ママちゃんは


「そうだね。カード欲しいよね。
でもゆうちゃん、今カード買っちゃったらクリスマスプレゼントもらえなくなっちゃうよ?


ゆうちゃん  クリスマスプレゼント何が欲しいんだっけ(*^^*)?」


と  新しい話題を出しました。
この話にゆうちゃんは目をキラキラさせて


「ウィスパー♡!(妖怪ウォッチのキャラクターです☺︎)」


と答えたので
「そうだよね(*^^*)
ゆうちゃんウィスパーのぬいぐるみが欲しいんだよね(*^^*)?


今ゆうちゃんがカード買っちゃったら
ウィスパー「ゆうちゃんのおうちに行けなくなっちゃったよー。」って悲しくて泣いちゃうかもよ?」


と言うと
「うん。そうだよね。


じゃあ  ゆうちゃん  5歳のお誕生日にカード買おうかな(*^^*)


そしたらウィスパーも泣かないんじゃない(*^^*)?」
と言って  笑ってお店を出ることができました(*^^*)


子どもの「あれ欲しい!」は


見たい


時には  手に持ちたい


が満たされればそれで解決することが多い気がします(*^^*)


でも


子どもは


「1度この目で確認させて!」
「1度この手で持ちたいだけ!」


とは
まだまだ言えないので


「あれちょうだい!!」


になってしまうんだと思います☺︎


そして


「あれちょうだい!!」


と言われた親は
“構うと余計めんどくさくなる”と思って
「ダメよ!今日は買わないってお約束だよね?」


と  すぐに否定してしまい


“見たい”という気持ちを受け止めてもらえなかった子どもは


ダメ!のことばに反発して


「やだー!!泣」
になるのではないかなぁ


と思ってます(*^^*)


でも


実は  この
構うとめんどくさくなる現象を作り出しているのは


親自身であることが多いんじゃないかなぁ
とママちゃんは思います。
普段から見たいもの、欲しいものを
「ダメ!」と否定されてばかりが続くと


「欲しいもの見れない(確認できない)」という意識が自然と働いて


子どものこころは


“ここから離れたらおしまいだ”
“親に無理矢理取られてしまう”
という気持ちから
1度持ったものを手放せなくなってしまったり
その場を離れられなくなったり


親自身が困るような
めんどくさくなる現象を
生み出しているのではないかなぁ
と。


なので  こんな時でも
大切なのは  子どもの気持ちに1度共感することかなぁと思っています(*^^*)
「どれどれ?」
「何か見たいの?」
「本当だ、こんなのがあるんだね(*^^*)」
「おもしろそうだね」
など
子どもの要求に少し乗っかって
その気持ちに共感してあげることで
子どもの気持ちが落ち着いて
その後の話をきちんと聞くことが出来るのだと思います(*^^*)


親の対応
親の声かけの仕方ひとつで


変わることって


たくさんあると思います(*^^*)  →

もし


 
「子どもには商品自体持たせない」というルールをお持ちのお家でしたら
 
「じゃあ見るだけにしようね(*^^*)」
子どもの見たい気持ちを一旦受け止めてあげるだけでも
 
“ママが自分の気持ちを汲んでくれた”
ということで
話がスムーズに進むかなと思います(*^^*)


もちろん
本当に欲しがって泣いてることもあるかと思いますが


その場合も
1度その欲しい気持ちに共感してあげて気持ちを落ち着かせてあげると


ママの話をきちんと聞こうと“思える”こころの余裕が
子どもにできると思います(*^^*)
なので
頭ごなしに


「だめよ。
今日は買わないから渡しません!」


と否定から入ると
たいてい


「やだー!泣」
「買ってー!泣」


店頭での泥沼合戦になって


お店の店員さんや他のお客さんや監視カメラに


「あらあら。。。」


という目で見られてしまうかと思うんですが


そこを否定から入らず


1度子どもの主張に共感し
「うん、うん」と
気持ちを受け取るようにすると
その後の


「今日は買わないよ。
今日は我慢しようね。」


の話し合いの進み方が


まったく違ってくるんです(*^^*)
「ダメよ、ダメダメ!!」


押し切るのではなく


こころのエレキテル連合にはちょっと引っ込んでてもらい



一歩引いて、一緒にしゃがんで目線を合わせて


まず子どもの気持ちを受け止めてあげるようにすると


気持ちよくお店を後にすることができるようになると思います(*^^*)♡
この「1度相手の話を受け止める」というやり方は
 
ビジネスや教育の世界でも
 
「新入社員や部下をヤル気にさせる話の仕方」
「交渉をスムーズにする話の仕方」
 
として使われています☺︎
 
 
相手の話を受け止めることの大切さについて書いた記事
 
「“歩かない子が歩く気になる”魔法のことば」は
こっちから♡
 
 
 

『「甘やかす」と「甘えさせる」』は


新しい話題を出して子どもの気持ちを切り替えさせる方法」と


「子どものこころに納得を生ませることの大切さ」


についての記事は





。。。。。。。。。。。。。。。。。

最後に(*^^*)


「袋のスナック菓子など
渡したらダメな商品を手に取りたがる場合は何と声掛けすればいいのでしょうか?」
「子どもに持たせていいものと持たせてはいけないものの線引きはどうしていますか>_<?」
という質問を読者の方からいただいたので
本文では詳しく書きませんでしたが
我が家で決めているルールについて追記しておきます(*^^*)
本当は以前にコメント欄にて、他の読者の方と同じようなやり取りがあったのですが
現在コメント欄を閉じてしまっているために見られなくなってしまったので
改めてこちらに残しておきます☺︎
まず
子どもに持たせてもいい線引きはどこでしているか   についてですが
もちろん
壊れるもの、割れるもの、汚れるもの、などは子どもに渡しません。
なので手に持たせるのは
基本的に袋や箱に入っているものです(*^^*)
何でもかんでも
むやみやたらに手渡したり
ずっと持たせっぱなしにすることもしません。
その場で抱っこをして見せてあげたり
届かない所のものであれば見えるようにしてあげたりはしますが
これに関しても
もちろん他のお客さんの邪魔にならないように配慮はするようにしています☺︎
また
パン屋さんとかお惣菜屋さん
肉屋さんや魚屋さんなど
【触ったなら全部買うべきお店】でしたら絶対に買わないものは触りませんし
それは子どもたちにも触ってはいけないよ、と説明しています。
ですので
私の中では
あくまでオモチャなどの
【子供向けに作られた商品】において
【その場】で【子どもの隣で一緒に】見て【その場できちんと元の場所に返す】ということは守るように気を付けています(*^^*)
商品を持った子どもを一人残して放置したり
店内をうろついてしまうのはマナー違反かな。。。と>_<
そして質問にもありましたが
他の人のご迷惑になるような商品やパッケージのものでしたら
「これは触ると壊れたり汚れたりして
この子が痛い痛いになっちゃうから触らないんだよ」
 
ときちんと触ってはダメな理由を説明をして
持たないように言い聞かせています(*^^*)
あとは
「お店の商品で勝手に遊んではいけない」
ということも
普段から伝えるようにしています(*^^*)
なので
【袋や箱に入っている子ども向けの商品】を
【その場で親と一緒に見る】
 
というのは  ありなのかなと私は思っています(*^^*)
 
壊れるような状況
壊れるようなものは、まずは渡しません☺︎
持たせるにしても
お店の方
他のお客さん
様々なことを考慮した上で
常識の範囲内で持たせるようにしています☺︎
これはあくまで我が家の考え方なので
読者の方の中には
商品自体子どもには持たせないというルールを持っている方もいらっしゃるかと思いますし
もしくは
子どもをきちんと見守りながらも
あまりルールを決めていないという方も
もちろんいらっしゃるかと思います(*^^*)
その家その家でしつけに関しての考え方やルールは違うと思いますし
大切にしている価値観もそれぞれ違いますよね。
でも  それぞれのルールがあってそれでいいと思います(*^^*)
あまりに常識はずれですと周りの方にご迷惑かと思いますが。。。>_<
 
 
でも  どんな場合でも
1度  見たい  触りたい  欲しい
の気持ちに
「そうだよね、触りたいよね」
「分かる分かるー  欲しくなっちゃうよねー。
だって面白そうだもんねー(*^^*)」
と共感するだけで
「でもね、これは触ったらこの子が痛くなっちゃうから触らないんだよ」
「今日は買わないお約束だったよね(*^^*)?」
「これはみんなの大事大事だから
ちゃんとおうちに置いておいてあげようね(*^^*)」
などの話し合いの進み方が変わってくるのかなぁと思っています(*^^*)
あと  すべてにおいて言えることですが
「こんな考え方もある」
ということをお忘れなく。。。笑
時間がない時や
余裕のない時
忙しい時など
丁寧に対応してあげられない時は
私にももちろんあります!!笑
でもそんな時も
気持ちに共感する
ということは  なるべく忘れないように気を付けています(*^^*)
そして時間に余裕がある時は
子どもが納得するまで待ってあげたり
納得するまで根気良く説明してあげたりするようにしています(*^^*)
以上
本文では省略してしまいましたが
あくまで参考までに
我が家のルールをお話をさせていただきましたー(*^^*)
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幼児期・学童期の家庭における親子関係改善アドバイザー/子育てアドバイザー。
保護者のみならず公認心理師・臨床心理士・保育士・幼稚園教諭・学校教師・保健師・児童養護施設職員などが相談に訪れる「心の土台を育む子育てアドバイザー」。
【子育て相談室】【子育てハッピーワーク21days】の運営責任者。

問題行動を繰り返した自身の幼少期の経験を基に、研究模索し構築された育児法を軸として「子どもたちに【愛されている実感】を」を信念とし、子どもたちと穏やかに向き合うためのヒントや、我が家の日々の出来事などをブログで紹介しています。

私の願いは、
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