抱きしめてるのは どっちだろう

こんな我が家

子どもたちを着替えさせ


わたわたと用意をした朝ごはん。



お皿を並べて
スプーンとフォークを出して
コップを出して
牛乳を注ぐ。


ゆうちゃんとおーちゃんは
「いただきまーす!」


ママちゃんはおーちゃんが食べやすいように
おかずを小さく切って
ゆうちゃんとおーちゃんが食べ出すのを確認して

それから自分の分の朝ごはんを用意して
机に並べて

やっと着席。


そこでおーちゃんに
「はしいい(お箸がいい)ー!」
と言われ

また立ち上がりお箸を取りに戻り

また着席。


そして

やっと
「いただきまーす」
と手を合わせて一口目を口に入れようとした

本当にそのタイミングで



ゆうちゃんが「ママ、おしっこー!」。






。。。いつもだったら


どんなに食事の途中でも
どんな作業の途中でも

「はい、じゃあトイレ行こう!」

トイレに連れて行くのに


何故だか
本当に何故だか

この日は

こころに余裕がなかったのかなぁ。。。
お腹が減りすぎてイライラしてたのかなぁ。。。



おしっこと言うゆうちゃんに


「ゆうちゃん、
なんでいつもご飯食べてからおしっこって言うの?

いつもご飯の前にちゃんとおしっこ行こうねって言ってるのに。

ママ、トウくん抱っこしたまま何度も立ったり座ったりするの、疲れちゃうよ。」


とイライラをぶつけてしまい。。。



食事の前にトイレへ行こうと促すべきは親の役割で。。。

それを忘れたのはママちゃんで。。。

それも自分で分かってる
分かってるのに。。。





4歳3ヶ月のゆうちゃん。

本当はずいぶん前から1人でトイレに行けるようになった。

1人で電気をつけて
1人でトイレに座って
1人でちゃんとお尻も拭いて出てこられる。
パンツもズボンも1人でちゃんと履ける。

1人で行けるようになった時は
ママちゃんもパパちんもたくさん誉めて
ゆうちゃんも嬉しそうに得意気だった。


でも

1人でトイレに行くと
「シャドー(トッキュウジャーの悪ものです)が出てくるかも。。。」
と言って

やっぱりこわいのか、さみしいのか

誰かと一緒じゃないとトイレに行かないゆうちゃん。



「本当は1人で行けるのに。。。」
って思いがママちゃんのこころにあるからかな


ママちゃんの話をうつむいて聞いてるゆうちゃんに


「ゆうちゃん、本当はトイレ1人で行けるでしょう?

今も1人で行って来られない?」


なんて言ってしまったママちゃん。





「。。。じゃあ、おーちゃん一緒に。。。」

と言うゆうちゃんに


「おーちゃんだってもうご飯食べてるんだから
ごちそうさまするまではお席立てないでしょう?」


と言ったママちゃん。



「そっか。。。」

と悲しそうな顔をしてママちゃんの話を聞いてるゆうちゃん。。。


そして

「。。。ママ、一緒に。。。」

と言うゆうちゃんに

「。。。いいよ、とりあえずトイレ行こう。」

と答えて
一緒にトイレへ。



トイレに座りながら
ゆうちゃんが

「ママ、大変なのにごめんね。。。」。



「。。。うん。
今度からちゃんとご飯の前にトイレ行こうね」

と答えたものの



こころは  もやもや。




トイレが終わって席に戻っても

ずっともやもや。


ゆうちゃんが
ママちゃんの様子を気にしながら一生懸命しゃべりかけてくれるのに

ずっともやもや。。



ご飯食べてる間

ずっと  もやもや。。。



理不尽にイライラしてしまった
ちっぽけな自分にもやもや。。。



「一緒にトイレに行ってあげる」
という選択肢を
すぐに選べなかった自分にもやもや。。。



ゆうちゃんが
1人でトイレに行くのを嫌がるのを分かっているのに

1人で行けるでしょ?と言ってしまった
優しくない自分にもやもや。。。



ご飯の前に
ママちゃんがトイレに連れて行ってあげてればよかっただけの話なのに

その自分の落ち度を素直に認められなくて

何にも悪くないゆうちゃんにイライラした
情けない自分にもやもや。。。



人一倍
ママちゃんの気持ちに敏感なゆうちゃんに
あんな言い方をしたことで

トイレに行きたいのに
ママちゃんに遠慮してトイレに行きたいことを言えなくなっちゃうんじゃないか。。。


子どもはギリギリにならないと
自分がおしっこに行きたい状態であることになかなか気付けないから

どんなに忙しかったり
何かの途中でも
「トイレ」と言われたら
最優先で対応してあげようと思ってたのに。。。



何より
甘えたい気持ちを受け止めてあげられなかったこと。。。




自分の中で
もやもやの原因と一通り向き合い

自分の気持ちと
頭の中に浮かんでは消えることばたちを整えて



ママちゃん

ゆうちゃんに言った。




「ゆうちゃん。

ママ、さっき怒ってごめんね。


ゆうちゃんが1人でトイレ行くのさみしくて嫌なのママ知ってるのに
1人でトイレ行けるでしょって

いじわるみたく言ってごめんね。


ママ  なんでだろうね
イライラしてたね。。。


でもゆうちゃんがトイレ行きたい時は
ご飯の途中でも
いつでもママ一緒に行くから

だから
トイレ行きたいときは
トイレ、って言っていいからね。


ママ、ゆうちゃんのことトイレに連れて行くの大変じゃないからね。」

と。。。





そしたら

ママちゃんの話を聞いて

ゆうちゃんがにっこり笑ってこう言った。


「うん!

ゆうちゃんもごめんね。

いつもはゆうちゃん、ちゃんと起きてすぐおトイレーって言うのに
今日言うの忘れてたよ!

今度からはちゃんと
朝起きてすぐにおトイレって言うね(*^^*)」




ゆうちゃんの笑顔を見て

やっと
こころのもやもやがスッと晴れたのを感じて


「うん。そうだね

次からは2人で気をつけようね。

ママはイライラしないこと。
ゆうちゃんは起きたらすぐトイレ行くこと、だね☺︎。」

と言ったら



「うん(*^^*)

じゃあ仲直りしよー(*^^*)」


机を挟んで仲直りの握手。


我が家では
仲直りをするときに握手とハグをするようにしています。

ママちゃんが謝るときも
ゆうちゃんとおーちゃんのケンカの仲直りでも

最後は握手とぎゅーっと抱きしめることで
ケンカの時間を終わりにするようにしています。



そして

握手しながらゆうちゃんが言いました。


「あとで  いっぱい仲直りのぎゅーしようね(*^^*)

今、まだごちそうさましてないからお席立てないし
ゆうちゃん納豆食べててベタベタだから♡」

と。




うん

いっぱい  いっぱいぎゅーするよ。





。。。ううん


もしかしたら

いつも子どもたちをぎゅーしてるつもりで

ぎゅーされてるの



本当は

ママちゃんの方かもしれないね。。。



{72C6BC92-EAC8-4996-8895-5C8009EE56DF:01}
「仲直りのススメ」


「けんか」→こちら☺︎


ママちゃんブログ人気記事
ママちゃん育児法
こちら  にまとめてあります☺♡




いつも読んでいただきありがとうございます♡


順位が上がるとより多くの方にこのブログを知っていただけるきっかけになります(*^^*)

ぜひ応援よろしくお願いします♡

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ


子育てに正解も不正解もありません(*^^*)

それでも何かのヒントになるような存在のブログになれたら嬉しいです(*^^*)


Facebookページこころ育児♡


子どものこころと向き合う子育ての輪がたくさん広がりますように。。。♡




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

LICOへ直接、相談を希望される方は

LICOの子育て相談室

ご利用ください。

 

LINE公式アカウント始めました!】

LINEでは

【LICOの子育てハッピーワーク21days】の募集

・LICO子育て講座のお知らせ

などをいち早くお知らせします✨

ご予約もLINEにご登録の方から優先的にさせていただきますので是非お気軽にご登録ください♡

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

いつも読んでくださりありがとうございます。

【子どもを愛しているのになぜか上手くいかない】
【子どもの気持ちが分からない】

そんな悩みを抱えるたくさんの方々から

「子どもの反応が変わった」

「子どもとのやり取りが楽しくなった」と嬉しい感想が届いています。

LICOメソッド実践者の声はこちらから読めます
私も驚くほどの変化の声を、是非読んでみてください(*^^*)

 

LICOの子育てセミナーを視聴する♡👇

今日のみなさんと子どもさんとの時間が愛おしいものとなりますように。。。♡

LICO

幼児期・学童期の家庭における親子関係改善アドバイザー/子育てアドバイザー。
保護者のみならず公認心理師・臨床心理士・保育士・幼稚園教諭・学校教師・保健師・児童養護施設職員などが相談に訪れる「心の土台を育む子育てアドバイザー」。
【子育て相談室】【子育てハッピーワーク21days】の運営責任者。

問題行動を繰り返した自身の幼少期の経験を基に、研究模索し構築された育児法を軸として「子どもたちに【愛されている実感】を」を信念とし、子どもたちと穏やかに向き合うためのヒントや、我が家の日々の出来事などをブログで紹介しています。

私の願いは、
今日の子どもたちがたくさん愛されること。

LICOをフォローする
こんな我が家
LICOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました