「ミルクでも立派に育つ」
「妊娠線はない方がいい」
「妊娠線は
子どもを産んだ勲章」
世の中には ママを巡る色んな論争があるけれど
自分の経験をもとに
かつての自分と同じように悩んでいる人に優しく出来るなら
それでいいじゃない
誰かに優しくなれるように
いつか 誰かの背中を押してあげられるように
今日の私は 今日の悩みを抱えて 今日を生きている
母乳 と ミルク
自然分娩 と 帝王切開
そして 自然分娩 と無痛分娩
妊娠線の あり なし
戻らないお腹の皮膚の あり なし
どっちが正しくて
どっちが理想なんて
本当は 何にもなくて
自分のありのままの経験には
必ずすべてに意味があって
それをコンプレックスに感じる必要もなければ
ひけらかす必要もなくて
誰かの経験は必ず誰かのためになる
必ず誰かのこころを軽くすることの出来る経験が
私たちの手には握られていて
それを
ひとりひとりが大事に持っていられれば
それでいいんじゃないかな
あなたの経験と想いを必要としている人が
いつかあなたのそばに現れたなら
そっと
あなたの『過去』を優しく渡してあげたらいい
そんなに悩まなくて 大丈夫なんだよ って
そっと まあるく包んであげたらいい
今日の悩みも
今日のコンプレックスも
いつか
同じように悩んでしまった誰かに手渡すための
あなたが持っている 優しい種
命を宿し
命をはぐくみ
命を生み
命を育てているママのすべては
それだけで立派で
それだけでキレイで
それだけで強い
それだけのこと
ただ それだけのこと