→ゆうちゃん入学4日目の涙←の続きです。
そして、はっきりゆうちゃんが気持ちを吐露したのはその日の夕方。
台所で夕飯を作っていたら、後ろから
「。。。わたし、小学校の時間もママと一緒にいたいなぁ。」
の ゆうちゃんの声。
入学式からずっと「小学校楽しい♡!」と毎日ウキウキしていたゆうちゃん。
登下校も
学校で新しいお友だちができた事も
みんなの前でする自己紹介では名前と好きな食べ物は梅干しです!と、元気に言えた事も
先生が帰りの歌の時にギターを弾いてくれることも
クラスに1週間だけ外国のお友だちが転入してきたことも
そのお友だちに朝の挨拶は英語で「ぐっもーにん!」ということを教えてもらったことも
毎日学校から帰ってきてから嬉しそうにピーチクパーチク話してくれていたゆうちゃん。
そんなゆうちゃんが 曇った顔をして
「小学校の時間もママと一緒にいたい。」
と言うなんて。
作り途中のお味噌汁の火を止めて
ゆうちゃんの前まで行き、ゆうちゃんの前にしゃがみました。
「うん。そっか。ママと一緒にいたくなっちゃったか(*^^*)
でも急にどうしたの?
ゆうちゃん毎日学校楽しいって言ってたのに。。。
何かあった?」
そう聞くと 少し答えあぐねたように首をかしげながら
「。。。だって、さみしいから。」
と答えたゆうちゃん。
でも、なんとなく、何か他にも理由があるような気がしたものの(だって本当に毎日楽しそうにしていたから)
入学から丸3日経って、少し張り詰めていた緊張がとけて疲れや甘えたい気持ちも顔を出す時期でもあるのかな、と
「そっか。さみしいか〜(*^^*)
小学校も初めてのことばっかりで毎日ドキドキするもんね。
でも幼稚園の時より帰ってくる時間早いから(火曜日から木曜日まで11時半下校でした)ママに会えるのも早いじゃない?
だからママにもすぐまた会えるよ(*^^*)」
と伝えました。
そして、続けてゆうちゃんに聞きました。
「ねぇ ゆうちゃん、小学校は好き?」
「(頷き)」
「お友だちは好き?」
「(頷き)」
「先生は好き?」
「(頷き)」
「何か困ってることはない?」
「。。。」
「ゆうちゃんが小学校を好きで、入学式からずっと楽しそうにしてるのはママも嬉しいけど
何か心配なこととか、困ってることがあるならママとか、先生に何でも言うんだよ。
先生優しいから、きっとゆうちゃんのこと守ってくれるよ(*^^*)」
すると、黙って聞いていたゆうちゃんが
「。。。明日、帰るの遅いのが嫌だ。」
と言いました。
「うん? 明日帰るのが遅いのが嫌なの?」
「。。。今日みたいに11時半に帰るのがいい。
給食食べないで帰りたい。」
と言うゆうちゃん。
そう。
次の日の金曜日から給食が始まる予定でした。
そして、その給食を食べずに帰りたいとゆうちゃんは言ったのです。
そこまで聞いて、私はハッと気付きました。
「ゆうちゃん。
ゆうちゃん、明日から始まる給食が心配なんだね。
全部食べられるか、時間内に食べ終わるか、先生に怒られないか、それが心配なんだね。」
そう問いかけると
ゆうちゃんの中の答えのスイッチを押してしまったようにポロポロ涙を流し出したゆうちゃん。
続きます。
それでよかったなぁと思います。