の続きです〜。
食べるのがゆっくりで時間内に食べ終わるのも苦手で、幼稚園の間、ずっと給食で苦労してきたゆうちゃん。
ブログには敢えて書かずにいたのですが、給食に関しては色々な出来事があった上にゆうちゃん自身がどちらかというと感受性豊かな性格なのもあり、ゆうちゃんの中で消化できない思いもたくさんあったのではないかと思います。
給食にトラウマ、とまではいかなくても、ゆうちゃんの中に苦手意識があることはゆうちゃんの涙からも明白だったので
泣いてるゆうちゃんの両肩を、両手で上から下にゆっくりさすりながら
「そっかぁ。
ゆうちゃん。 こわかったんだね。
給食始まるのがこわかったんだね。
それで早く帰りたかったんだね。」
と問うと
静かにポロポロ泣いていたゆうちゃんの眉間にぐっと力が入り 口を少し歪めて 泣きながらゆっくり頷いたゆうちゃん。
あぁ そうか そうか… と
そんなゆうちゃんを抱きしめました。
「そっか そっかぁ。。。
大丈夫。
大丈夫。
心配だったね。
こわかったね。
逃げたくなったね。
言ってくれてありがとう。
ゆうちゃんのその言葉にしにくい気持ち、言ってくれてママ嬉しいよ。
大丈夫。大丈夫よ〜〜(*^^*)
食べきれなくても、残しちゃっても、大丈夫だから。
とりあえず食べられるものから食べられる分だけ食べて、もし残しちゃったら先生に『お腹がいっぱいでもう食べられないんですがどうしたらいいですか?』って、相談してごらん(*^^*)
小学校には小学校のルールがあると思うから、何でも先生に聞いてごらん。
先生、きっと怒ったりしないから(*^^*)
ゆうちゃんの先生、優しい先生でしょう(*^^*)?」
「(うん)」
「ね?大丈夫(*^^*)
あと、幼稚園の時にも話したけど、なるべくゆうちゃんの好きなものから先にばくばく〜って食べちゃうといいよ(*^^*)
(ゆうちゃんは好きなものを残しておいて最後に味わって食べたい派なのですが)
ゆうちゃんが好きなものを最後にゆっくり食べたい気持ちも分かるんだけど、そうすると苦手なものを先に食べないといけなくなるでしょう?
そうすると、どうしても『はぁ〜いやだなぁ〜いやだなぁ』って食べるのが遅くなっちゃうし、もし時間がなくなっちゃって残しておいた大好きな物を食べられなかったら悲しいじゃない?」
ゆうちゃんにとっては食べるペースや、配分など、まだ自分で上手くコントロールできないことが多い給食の時間のあれこれ。
私がゆうちゃんから給食の時間が嫌だと相談を受けて「じゃあまずは好きなものから食べちゃう練習してみようよ。」と、このアドバイスをするまで、幼稚園ではこの「大好きな物まで辿り着けなくて食べられなかった」悲しさも何度も経験したのだと思います。
そして、教室に1人残されて食べる給食。。。
「残さないで食べたいけど どうしても私はみんなより遅いの。 それで 怒られると思うと どんどん食べられなくなるんだ。。。」
と言っていたゆうちゃん。
まさに同じ理由で私自身も子どもの頃は食が細く給食(というか、食事自体)の時間は憂鬱なことが多かったので、ゆうちゃんの抱える気持ちも痛いほど分かり。。。
そんな話をして最後には泣き止んだものの、まだ浮かない顔をして
「。。。うん。。。明日、坂の下まで一緒にきてね。」
と 念を押すゆうちゃん。
小学校での給食が少しでも楽しいものになるといいなぁと
入学前にゆうちゃんと選びに行って買った海の柄のお箸入れと歯ブラシセット。
「学校の給食 きっと楽しいよ(*^^*)
大丈夫。楽しんでおいで(*^^*)
それで食べ終わったらゆうちゃんの好きな海の歯ブラシセットで歯を磨いてきてね(*^^*)」
そんな風に伝えたのですが。。。
次の日の金曜日の朝。
ゆうちゃん 大粒の涙をこぼしながら小学校へ行きました。
続きます。