感情的に怒ってしまった後に
「ママを嫌いにならないでね」
と 子どもに伝えなくていいのですよ(*^^*)
ママを嫌いにならないでね、と伝えることがなぜ好ましくないかというと
それが子どもの感情を縛ってしまう言葉だからです。
何を好きで、何を嫌いかは
子ども自身が決めることです。
子どもが、親を嫌いになったっていいのです。
あえて子どもに嫌われるようなことをする必要はもちろんありませんが
好きな時に心から好きと思えること
嫌いな時に 嫌いだ と素直に感じることが出来ることは とても大切なことです。
いつでも、どんな時でも、何歳であっても
相手の気持ちは、相手のものです。
実際
子どもって何があっても親を愛しています。
ママのことが大好きで、大切で、大事なのです。
それはまぎれもない事実。
でも、
「嫌いになってはいけないんだ」と、相手の気持ちを縛ってしまうことは
親なしでは生きていけない小さな子どもを脅してしまっていることにもなりかねません。
そうなると
親に逆らったり、反発したりする力を奪われてしまうことも。。。
そうなってしまうと
「嫌だな」という本当の気持ちがそこにあるのに
そんなことを思ってしまう自分がいけないのだと
自分が悪いのだと
自分で自分のことが許せなくなってしまいます。
それは とっても苦しいことです。
子どもに伝えるべきは
「ママのこと嫌いにならないでね。」
「◯◯でいてね。」
のように
子どもの気持ちを枠にはめたり、指定するようなものではありません。
私たち親が伝えるべきことは
「あなたが大好きだよ」
という、こちらの気持ちのみでいいのです。
“子どもに好かれるため” に
親(養育者)がいるわけではありません。
“子どもを愛するため” に
親(養育者)はいるのです。
でも
日々のやり取りの中で
子どもが自然と親(養育者)を大好きになって
信じてくれるようになったら
それは
とても幸せなことだと思います。。。
私は現在
とある読者の方と長い間やり取りをさせていただいています。
とても優しくて、繊細で、お子さんを心から愛していらっしゃる方です。
私の大切な友人です。
でも、ご自身の生い立ちから来る不安を抱えていらっしゃいます。
そのやり取りの中で その方に送った言葉を
かなり省略し、ブログ用にニュアンスを修正しましたが、こちらでも残しておきます。
「嫌われたくない」
「誰かに必要とされたい」
そのあなたが抱えている不安を、子どもを使って解決しようとすると
あなたも子どもも、お互い苦しくなってしまいます。
あなたにはあなたの、あなただけの、ないがしろにされたくなかった、認めてほしかった気持ちがあるように
子どもの気持ちは子どものものであることを、どうか忘れずにいてあげてください。
子どもに
「お願い。ママのこと嫌いにならないでね。」
と伝えてしまう 不安なあなたに 届きますように。
そして
実の親に
「子どもは親を嫌いになったりしたらいけないものだ。」と
縛られて生きてきたあなたに、届きますように。
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