先日、ゆうちゃんとおーちゃんを、こっぴどく叱りました。。。
普段から子どもたちを叱る場面はもちろんあるけれど、
あんなに力込めて叱ったのはかなり久しぶり。
力、というか、魂込めてた…というべきか。。。
叱った理由は
ゆうちゃんとおーちゃんがトウくんにふざけたアダ名を付けて(本当にただ単に面白可笑しい響きのものだったと思う)
そのアダ名の響きがツボに入ってしまった2人はそのアダ名を「トウくんは◯◯ね〜!!笑笑」と、連呼してゲラゲラ笑いまくっていたんだけれど
付けられた当の本人のトウくんは2人に対して
「おれ、その名前嫌だ!!」
「その名前やめて!!!」
と何度も自分の気持ちを伝えていたのに
テンションが上がってしまっている2人は…
特に、こんな風に変に結託している時は『仲間がいる』という意識から気持ちが大きくなり、自分たちがその瞬間「面白い」と感じる方向から抜け出せなくなりがちで。
私はその一連のやり取りを
子どもたちがいるリビングから少し離れた寝室で、畳んだ洗濯物をタンスにしまいながらずっと聞いていたのだけれど
何度も「やめて」「おれ、△△の名前の方がいい!」と言うトウくんの気持ちにはお構い無しに 嫌がる名前を呼ぶ2人の軽い笑い声と
何度訴えても無視され、聞いてもらえず、ついには限界を超えて泣き出したトウくんの小さな泣き声を聞いて
リビングへ行きました。
子どもたちのやり取りと、その結末を見届けて
いつものように諭す、注意する、なんてエネルギーではあの日私の伝えたいことは収まらなくて。。。
だからこそ、あの時あんなに自分の真ん中からグワーっとエネルギーが出たんだと思うけれど
実際今振り返ってみてもあの場面でガツンと叱れてよかったのかな。。。と思う。
3人きょうだいの子どもたち。
きょうだいという社会の中で
人とのやり取りの仕方や
自分の力や言葉が相手にどう伝わるのか…
その加減などを学んで欲しいと思うし
それがいつか、幼稚園や小学校、そしてもっと大きな社会に出てからも、自分の言動が相手にどう及ぼすのかを想像したり、相手の立場や気持ちに思いを馳せることのできる土台になってもらえたら、と願っていて。
だからこそ、
「2人が面白いと思ってることでも
誰かが嫌がって泣いてるなら、それはちっっとも面白いことなんかじゃないんだよ!
相手が嫌がってることを続けるな!
泣くほど嫌がってることを、
しかも2対1で、
自分よりも立場の弱い相手にやるなんて
かっこ悪いことをするんじゃない!!!」
と、伝えました。
叱り飛ばされたゆうちゃんは口を一文字にして黙り
おーちゃんは余程驚いたのか、泣いていました。
今回叱ったのは上2人だけれど
普段からやり取りの中で、楽しさ余ってやり過ぎることは3人ともにある。
自分の思い通りにならなくて、八つ当たりすることだって3人ともにある。
それできょうだい喧嘩になることもたくさんある。
いや、私にだって嫌な自分が顔を出す瞬間はある。
でも、
今回のことで言えば
からかう方がどんなに楽しくても
相手が「やめて」と言っているのなら
それはもう、からかうではなく「いじめ」なんだということ
2人、3人、4人、と、味方が多ければ多いほど
「楽しい」の軸がズレていってしまうことがあるということ
その時に感じる楽しさは、
人の気持ちや居場所をえぐる時があるんだということ
その怖さを、子どもたちに軽く考えてほしくはなかった。
たかが弟につけたアダ名かもしれない。
でも、「弟」だから許されることでもない。
「アダ名」だから許される問題でもない。
そこで、「人」が泣いている。
やめてほしいと泣いている。
引き返せなくなるような笑いの引力に
引きずられないでほしいと思う。
それは相手が誰であれ
そこがどこであれ。
まだ私の話の全ては分からないかもしれないけれど
何度でも伝え続けていきたいと思う。
私の中の叱るポイントは昔からずっと変わらずにあるつもりだったけれど
子どもたちの年齢や、普段のやり取りを見ていると
そろそろ叱るポイントのアップデートが必要になってきたような気がします。
今回のことも、まさにそうだったしね。
うん。いい機会かもしれない。
どんなポイントで、ママは叱るのか。
その軸はきっと何年経っても変わらないと思うけれど
子どもの成長と共に、子どもに伝わりやすい言葉は変わってくるはずだから。
「子どもたちに知っていて欲しいこと
子どもたちに忘れないで欲しいこと
子どもたちに大切にしてもらいたいこと
LICOファミリー バージョン2」
ってことで
子どもたちに伝えることをまとめて
話合い、しようかな☺︎
あと、最近自分が前にはない所でイラッとする瞬間があるので(^^;
その部分と向き合ってみよう。
私は、何に反応してるんだろう。。。?
お得意の、『自分を掘り下げて観察』してみようと思います。
お風呂から出たあと
3人の髪の毛をタオルで拭きながら
その日の振り返りをしました。
ママが何故叱ったのか
ゆうちゃんとおーちゃんなりに
ちゃんと分かったようでした。
こっぴどく叱ったその日も
いつもと変わらずに
目一杯のハグを1人1人として
今日もありがとう、と
また明日もよろしくね、を言えた。
ここまでが私の中の1セット。
叱っても、最後にハグして
「あなたが大事大事」なことを伝える。
この繰り返し。
きっと、ずっと、この繰り返し。