今日、ゆうちゃんの中学の合唱コンクールだった。
ゆうちゃんは「ママは来てもいいけど、パパはな〜」と言っていた。
今日に限らず、小学6年生になったくらいからイベントごとにいつもこう言う。笑
ゆうちゃん的には
「パパはちょっとビジュがな〜」
「パパはメガネ外して、髪の毛整えて来るならいいよ」
※ビジュアルのことを今の若き子はビジュと言うようです
の時もあれば
ちなみに、パパのメガネなしの顔の方がゆうちゃんは好きらしく、ヘアドネーションのために伸ばしているロン毛もゆうちゃん的には嫌だそう。
でもパパ自身はそんなのお構いなし。笑
「パパは絶対来ないで!」
意訳:カメラで撮影されたくないから嫌
パパに見られるのは恥ずかしいから嫌
後からからかったりしてきそうで嫌
とにかくなんか嫌!
の時もあれば
「ママもパパも来ないでほしい」
時もある。
ゆうちゃん的に見てほしい時と、照れや恥ずかしさから見てもらいたくない時があるようで
いくらこちらとしては
「いやいや、ママとパパはあなたが何しててもいいから見たいのよ!」
と熱弁したところで
ゆうちゃん本人の
「来ないでほしい」気持ちを蔑ろにもできないので
「ママにもパパにも来てほしくない」
時はこれまで1回あったけれど、その時には私は家から、パパは会社からエールを送ってきた。
そして、今回の合唱コンクール、
ゆうちゃんは「ママは来てもいいけど、パパはな〜」と言っていた。
「パパは絶対来ないで!」ってほどでもないけど。。。ってなニュアンスだった。
でも、パパはその日健康診断があったので
「あー、パパは健康診断あるから行けないかな」
と、ゆうちゃんに伝えていて、ゆうちゃんもOK♪それなら良かった♪ってな感じだった。
それなのに、来た。パパが。笑
今日は自分の健康診断があるパパは、健康診断が始まる前の時間ギリギリに滑り込んできた。
「パパは健康診断があるから行けないかな」とゆうちゃんを油断させていたパパが来た。笑
私も、時間的に間に合わないと思っていたので、来たパパを見て、びっくり。笑
舞台に立つゆうちゃん。
ゆうちゃんは客席を見渡し、そーちゃんがいつ泣いても対応できるように客席最後列の更にその後ろで立って見ていた私と目が合い、軽く手を振ってくれた。
その後、パパが私の隣でゆうちゃんに満面の笑みで大きく手を振った。
パパがいることに気づいたゆうちゃんは、振っていた手を即座に引っ込めてふいっと顔を背けていた。
私はパパに言った。
「そーゆーとこやぞ。」と。笑
思春期になったゆうちゃんは、よくパパとぶつかって喧嘩?している。
わざとゆうちゃんが怒るようなことをふっかけて、ゆうちゃんを怒らせてるパパ。
パパに当たりの強いゆうちゃん。
ゆうちゃんに構いたくて仕方ないパパ。
そんなパパをウザがるゆうちゃん。
もうしっかり思春期の女子とその父親をやってる我が家。笑
そんな2人を見ながら
ゆうちゃんが生まれてから13年間
パパがゆうちゃんの姿をこれまで自分のカメラで撮影し続けてきたり、行事ごとに幼稚園や学校で発売されるゆうちゃんの写真を買い漁ってきた姿を思い出した。
今でも忘れないのは
ゆうちゃんが幼稚園に入って初めてのダンス発表会で撮影された写真(その発表会は保護者は撮影禁止で、業者さんが撮影した写真を買い取る方式)の注文をパパに任せたら
後日ゆうちゃんが幼稚園経由で持って帰ってきた写真が「え、何枚あるの?」と思うくらい分厚く、代金が8,000円を超えていて、びっくりして写真の中身を確認したら
ゆうちゃんがどんなに豆粒のように小さかろうと、白目だろうと、顔半分見切れていようと、後ろを向いていようと
本番のダンス・歌・演奏はもちろん、さらには本番前の舞台裏でリハーサルする様子や移動の様子まで、「ゆうちゃん」が写っているものはきっと全て買っていて
中には(周りに映るお友達の立ち位置的に)ゆうちゃんらしき手のひらや、ゆうちゃんの左肩、指先しか写っていないものも数枚あった。
仕事から帰ってきたパパに「なんでゆうちゃんの指先の写真まで買ったの?(半笑い)」と聞いたら
「だって、ゆうちゃんが写ってるじゃん!!」
と、答えたパパ。
パパのゆうちゃんへの愛に爆笑が止まらなかった。
そしてその後、
行事の写真購入係は有無を言わさず私になった。
あれから数年経ったけれど
パパに見られたくないゆうちゃんと
ゆうちゃんを見たくて仕方ないパパの攻防は
これからもまだまだ続きそうです。