の続きです。
↑こんな感じでひと通り普段のことを聞いて、次は授業のこと。
(全てにおいて言えることですが、会話の全部を書き起こしていないので省略している会話も多々あります〜。ご了承くださいませ。)
「おーちゃん、国語は好き?」
すると、
「。。。好きじゃない。」
という答えが返ってきたので続けて聞きました。
「国語の何が嫌だなって思う?」
「。。。漢字」
「漢字ね!漢字の何が嫌?」
「。。。上手に書かないとお直しされるから嫌だ。」
「あぁ、そうか、上手に書かないと直されるから嫌なのね。それも学校がめんどくさい理由?」
「。。。うん。」
「そっか。確かに漢字の練習って疲れるもんね。
ずっとやってると手が痛くなるし。
でもどんな時に直されちゃうか、おーちゃん自分で分かる?」
「。。。(自覚ありの顔)」
「笑笑。
テレビ見ながら書いたり、早くゲームやりたくて慌ててペッペッペッペッペーて書くとお直しされるでしょ。笑」
「。。。(自覚ありの顔)苦笑」
ペッペッペッペッペーの時に私がオーバーリアクションしたものだから
つられてちょっと笑ったおーちゃん。
「うーん、でもね、うまく伝えるのが難しいけど、字はさ、ものすごーく極端なこと言えば、ちゃんと読める形してればそれで大丈夫なんだよ。
今は小学生だから、きちんとした字を覚えるために色々直されちゃって嫌な気持ちになるかもしれないけど
字が上手に書けないからって理由で他の好きなものも嫌になっちゃって学校やめたくなっちゃうくらいなら、字なんてね、読めて書ければそれでいいんだよ。(断言)
でもママはおーちゃんの字は素敵な字だと本気で思ってるし、お直しだってそんなにされてなくない?」
この時、学校をやめたいほど心が弱っているおーちゃんに
「ならもっと字の練習しよう」
「上手になればいい」
という努力の正論は負荷が大きいだけだろうと思ったので
あえて心が少しでも楽になれるように、ポップなテンションで話をしました。
果たしてポップが伝わったかどうか。。。汗
そして、このおーちゃんの「漢字が心配」という話を聞いて
「あれ、もしかして。。。」と思ったのはゆうちゃん(小4)のこと。
実はゆうちゃん、字を書くのが得意で今まで硬筆や習字で賞をもらったり展覧会に出品されたりしていました。
そんな背景もあり、色んな人からよく字を褒められるゆうちゃんを見たり聞いたりしてきたおーちゃんの中にも「◯◯(ゆうちゃん本名)は字が上手い」という認識があるようで、
「◯◯の字めっちゃキレー!いいなぁ。オレも上手くなりたいなぁ。」
と今までも憧れた様子を見せていました。
宿題の漢字がうまく書けると
「ママ、見て!めっちゃうまく書けた!」
と見せにきて
「本当だ!1つ1つ丁寧に書けたね!このはらいとか最高〜(*^^*)」
とか答えると
「◯◯みたいに上手い?」と聞いてくることも。
そんな時は
「うん(*^^*)お姉ちゃんみたいにちゃんと気持ちがこもってるのが分かる(*^^*)
おーちゃん、字はね、上手に書けるコツっていうのはあるんだけど、まずは大切に書くこと。
お手本の線をしっかりなぞるとか、トメとかはらいとか、1つ1つ《大事に思って》書くことが1番だよ。
ゆうちゃんにはゆうちゃんの字良さ
おーちゃんにはおーちゃんの字良さがあって
2人の字がママは大好きだよ。」
そんなことを今まで伝えてきたのですが
何かおーちゃんの中で
「もっとお姉ちゃんみたいに字が上手でいなきゃ!」
みたいな憧れからのコンプレックスが生まれてしまい
それで字に対して嫌な気持ちが溢れちゃったのか?!
と、少し気になったのでおーちゃんに
「?
ううん、それは別にない。」
と答えたおーちゃん。