パパちんが
まだ前の職場にいた時のお話。。。☺︎
↓
パパちんが珍しく酔っ払って帰ってきた。
会社の科の中で
パパちんのいる支部が成績トップということで
支部の人たちが社長との会食(と言うなの飲み会)があった夜だった。
まず夜中の1時過ぎに
「電車がないから歩いて帰る」
ような内容のヘベレケ電話があって
さすがに酔っ払いが歩いて帰れる距離じゃないから
タクシー使って帰ってきなさい!
って指示して
タクシー降りてから
「タクシー代ない!」
ってなりそうな予感がしたから
お金用意して、コート着て帰ってくるのを待ってた。
そしたら
ちゃんとお金払ってこられたみたいで
普通に玄関開けて帰ってきた。
とりあえず無事に帰ってきてよかったと思ったら
玄関先でコート着て出迎えた私の肩に頭をもたれかけながら
何やら「…ムカつく。あームカつく!」って怒ってる。
どうしたの?何か怒ってるの?
って聞いたら
話が前後左右にフラつきながらも
こんなことを話し出した。
「マジぶっ飛ばしたい。。。
ほんまなんやねん。なんでバカにされなあかんねん。
俺が小遣い2万だって言ったらみんなで笑いやがって。。。」
と。
どうやらお小遣い制なことと
その金額を社長はじめ支部のみんなに相当笑われたらしい。
。。。うん。
確かに2万は多くはないよね。笑
でもお弁当は作ってるし
私が子どもたちの夜泣きとかで朝起きれなくてお弁当作れなかった日は
お昼代を渡してるし
夜はどんなに遅くても家で食べる
洋服代やその他諸々の出費はもちろん別に出してる
仕事終わるのも遅いから
飲んで帰ってくるようなこともほとんどないし
タバコも吸わない
平日は会社と家の往復で
休日は家族で出掛けることがほとんど。
なので
友達と2週間に一度飲むか飲まないかくらいでしかお金使わないので
結婚した時に
「お金は子どもたちの為に大切にとっておこう」
と
2人で相談して決めた2万円だった。
その2万円を相当笑われたようで、
普段滅多に怒らないパパちんが珍しく怒ってた。
「まぁまぁ。
みんな独身だったり子どもいなかったりなんじゃない?」
ってなだめてたら
パパちんが言った。
「2万の何がそんなおかしいん?
みんなしてお前そんな小遣いでどうやって生きてんねんって笑ってバカにしやがって。
『お前のこと次主任に昇格させるつもりだけど小遣い制の主任なんて恥ずかしいから小遣い制なら主任任せられんわー!笑』とか言いやがって。
なんなん!
そんなんで主任になるくらいならこっちから願い下げやねん!
マジムカつくわー。
ムカつく。ほんまムカつく。なんやねん。
なんで他人にとやかく言われなあかんねん。
給料全部奥さんに渡してるとかおかしいんちゃうかとか言いやがって。
なにがおかしいん?
◯◯◯(ママちゃんの名前)に給料全部渡してることの何が悪いん?
俺は好きに使ってほしいねん。
一日頑張ってるの誰やと思ってんねん。
◯◯◯やろ。
頑張ってるの◯◯◯やろ。
なんでそれをバカにすんねん。
俺は2万あってもなくてもどっちでもいいねん。
なくたっていいねん。
俺は2万なくたって十分幸せやねん。
それを、なんでとやかく言われなあかんねん。
バカにすんねん。
分かるか?
ほんま分かってんのかー?
俺は◯◯◯が好きやねんてー!
◯◯◯がずっとおればええねん!
あームカつく。◉ね。
マジでムカつくわ。」
と
ママちゃんの腕の中で
関西出身でもなんでもないのに
トンチンカンな関西弁で酔っ払って話してるパパちんがおかしくて
パパちんの背中をさすりながら笑いが止まらず
あったかい気持ちで涙が溢れた。
いつも思ってた。
ママちゃんが専業主婦じゃなかったら
もう少しパパちんのお小遣い増やせるのに。
本当は我慢してるんだろうなー。って。
でもまさか
こんなこと思ってくれてたなんて。
いつもは
お酒に飲まれるような酔っ払いは嫌いだって言ってるけど
こんな話が聞けるなら
酔っ払いもたまには悪くないなって思った。
17の時に出会い
付き合いから数えて13年。
その間本当に本当に色々あったけど
いつまでもこうやって
お互いあったかい気持ちになれる関係でいたいなーって思った。
嬉しすぎたから
次の日
パパちんのお財布に1万円足しておいた。笑
私が毎日
大好きな子どもたちと向き合えるのも
パパちんのおかげだということに本当に感謝。
お料理頑張ろう。
家をキレイにし続けよう。
2人の子どもたちを優しい子に育てよう。
私が仕事するようになったらパパちんにお小遣いいっぱいあげよう(*^^*)
うん。大丈夫。頑張ろう☻