夜
お風呂上がり
リビングでおーちゃんを抱っこしていたらそのままおーちゃんが寝てしまったので
おーちゃんを寝室に連れて行こうと
ママちゃんがソファから立った ちょうどその時
オムツが汚れて泣き出したトウくんのお世話を母がしてくれていた。
その場に大人はママちゃんと母しかいなくて
ママちゃんと母が
それぞれおーちゃんとトウくんのお世話で手が埋まっている
そんな状況で
どこからともなく
「誰か ぎゅー してくれませんか?」
「誰か わたしのことぎゅーしてくれる人は いませんかー?」
の声。
振り返って見てみると
そこにはさっきまでソファでママちゃんの隣に座っていたゆうちゃんが
まるで毒りんご食べて倒れた白雪姫のごとく
胸の上で手を重ね
ソファに寝そべって
天井を見つめながら
自分をぎゅーしてくれる人を絶賛募集しておりました。
みんなの手が埋まっている状況で
「ゆうちゃんのことも抱っこしてよー!!!」
とは言わない
この控え目を装った
ゆうちゃんらしさ満点の募集方法に
ママちゃんこころから愛しくて
さらに爆笑。
おーちゃんを寝室に寝かして
急いでリビングに戻り
「誰かー … 」
と言い続けているゆうちゃんのもとへ行き
「はーい(*^^*)
私でよろしければ ぎゅーさせていただけませんかねぇ(*^^*)?」
と言うと
「あ、
よろしくお願いしますぅ♡」
と
ぴょんと勢いよく起き上がり
ママちゃんに飛びついてきたゆうちゃん。
「それだけ素直に甘えられてれば大丈夫だね。笑」
と言ったら
「いやー♡てれますなー♡」
と おどけるゆうちゃん。
相手にギャーギャー強要して
相手を急かすよりも
相手に自ら
ほっとけない、 ぎゅーしてあげたい と思わせる
そんな穏やかなやり方を
あなたは本当によく知っている。
そんな我が家の
小悪魔天使ちゃん。。。♡
その言い回し 甘え方
大人も真似出来たらいいなぁ♡