あたたかい土に抱かれているから
種は根をはれる。
恵みの雨が降るから
若葉は芽を出す。
あたたかい日差しがあるから
芽はぐんぐんと育つ。
親は 土であり 雨であり 日差しであり 風であり 苗木の隣に立つ大木でもある。
いつだって そう。
親は子どもの人生に直接は関わらない。
芽を出すのも、上に向かって育つのも
子ども自身のチカラだ。
親に出来るのは、サポートすることだけ。
それでも
雨や風や日差しの存在があることで
子どもの育ちが愛に満ちた豊かなものになるのなら
水を送り
陽を注ぎ
見守っている
そんな場所でありたいと思う。