はぁーーーー!!!
先週もあっという間!!!
みなさん、先週もお疲れ様でした!

今週もファイトだー!!
おーちゃんは先週も毎日、朝から登校することができました(o^^o)
途中気持ちの波もありつつ、ですが、今朝はゆうちゃんよりも早く学校に行く準備を終えて
「◯◯(ゆうちゃん本名)、早く行くよ!」
と鬼滅の刃の漫画を見ながらお絵かきしてたゆうちゃんに声をかけてゆうちゃんに「え?!」って二度見されてました。笑
まさかゆうちゃんを朝急かす日が来るなんて。。。(о´∀`о)
さて!
小学2年生の行きしぶりと向き合う③1時間目から登校できるようになったおーちゃん
の続き。というか、ここに至るまでの経緯を。
その、私がしたとある工夫とは。。。
朝、学校に行く前に1時間ののんびりタイムを作ること。
これを思いついたキッカケは、1時間目からは登校せずに2時間目から登校するおーちゃんが、その分朝ゆっくり寝てるわけでもなくゆうちゃんやトウくんと同じ時間に起きていたこと。
このことから、朝起きるのがしんどい&身体がだるいわけではないんだな。。。と思えた私。
(理由①)
そして、ゆうちゃんが8時に家を出発した後、2時間目に間に合う9時に家を出発するまでの1時間
おーちゃんの心に少しでもエネルギーがたまったらいいなぁという思いから
おーちゃんが見たいというYouTubeや、ビデオなどを自由に見させていました。
THE・ダラダラTime〜!
その時間を取ることで気分転換にもなるのか、2時間目登校を希望するおーちゃんに
「そろそろ学校行くよ〜」
と9時に声をかけると
「はーい。」
とすんなり自分から動くことができていたんです。
おーちゃんが、心からその時間を満喫することで、気持ちをゆっくり温めて心のエンジンをかけることができていたのかなと思います。
(理由②)
そして
2時間目からは行けるけど
1時間目からは行きたがらないおーちゃんは以前こんなことを言っていたことがありました。
「1時間目からだと学校にいる時間が長くなる」
その時、「ふむ。確かに。そうだよね。」と思った私。
学校に長い時間いるのがしんどいからなるべく家にいる時間を長く取りたい。
そのためにおーちゃんが希望したのが2時間目登校だったのだと思います。
そして今回、おーちゃんの回復具合を見て、私は改めてこんなことを聞いてみました。
「例えば5時間授業の日で
1時間目から4時間目まで学校に行くのと
2時間目から5時間目まで学校に行くのだったらどっちの方がしんどくなさそう?
どっちも学校にいる時間は変わらないけど、どっちの方が行けそうかなって感じる?」
と。
するとおーちゃんは
「。。。うーん、やっぱり2時間目からかな。。。」
と答えました。
この答えを聞いて、ふーむ、ふむ、なるほど。と思った私。
どちらも学校に滞在している時間は同じです。
それなのにやはり2時間目からの登校を希望するのは、おーちゃんが以前言っていた「学校にいる時間が長くなるから」という理由ではなくなってきているのかもしれない。
そして、朝、みんなが1時間目を受けている時間に家でゆっくり過ごす時間を取れば2時間目からすんなり登校できるようになっているおーちゃん(理由③)の様子を見てきてふと思い付き、おーちゃんに聞いてみました。
「ねぇ、おーちゃん。
朝さ、いつも1時間くらい家でのんびりしてから学校行くじゃない?
そうするとおーちゃん、2時間目から学校に行けるじゃん。
朝、好きなことしてのんびりする時間があるとどんな感じ?」
「んーと、『ふ〜、最高〜♡』って感じ。」
「笑笑。そっか(o^^o)
あの時間があるから、2時間目から学校行ける感じ?」
「うん、そう。」
「おーちゃんにあの時間は必要なんだね。」
「うん。必要。(キッパリ)」
「そっか。あのね、ママちょっと考えたんだけど、あの時間をさ、もし、もう少し早く起きて…例えば今まで7時に起きてたのを6時に起きて、朝ごはん食べて、その後に好きなYouTube見たり、ゲームしたり、テレビ見たり、何でもいいんだけど、おーちゃんが好きなことしてのんびりダラダラ〜って出来る時間を1時間作ったら、もしかしておーちゃんの気持ちが元気になって1時間目から学校行けるんじゃないかなって。」
「。。。」
「6時に起きて、7時までにご飯食べ終わって、1時間好きなことたっぷりやって、8時にゆうちゃんと一緒の時間に登校するの。
どう?やってみる?」
私の話を黙って最後まで聞いていたおーちゃんは、私の提案に
「。。。うん、それ、おれやってみたい!」
そう答えました。
そして
「じゃあさ、明日からやろうよ。
おれ、明日から6時に起きる。」
と。
「あ、でも、5時間授業の日だけにしようかな。。。
6時間の日にやったら疲れそう。。。」
と、心配な点も自分で把握して伝えてくれたので
「うん、もちろんおーちゃんの気持ちと相談しながらやってみよう。
しんどい時はまたママに言ってくれたらいいし、無理しない範囲でやってみようか(o^^o)」
「うん!え、好きなことしていいんだよね(о´∀`о)」
「うん、おーちゃんが『はぁ〜この時間最高〜♡』って思える時間にしよう!」
こうして始まった朝ののんびりタイム作戦。
次の日の朝、いつもより1時間早い6時に子どもたちを起こしました。

前日の夜に明日からおーちゃんはこんな作戦をしようと思ってるんだけど、みんなはどうする?と聞くと「同じ時間に起きる!」と答えたゆうちゃん&トウくん。
3人揃ってのんびりタイム作戦決行です。笑
当日の朝になって嫌がることも想定していたのですが、ぐずる事なく、むしろ1番にすっと起きたおーちゃん。
それだけでもびっくり。
そして、いつもより1時間早く朝ごはん。
私も含めて4人(パパはまだ夢の中)でたわいもないことをおしゃべりしながらゆっくり食べ終えた後はいつもより1時間早く学校の準備を終えて、歯磨きもして、
おーちゃんにとってはこれまでと同じように1時間のんびりする時間を取りました。
そののんびりタイムでおーちゃんがしたことは、大好きなゲームを15分と30分のゲーム観戦(ゆうちゃん15分+トウくん15分)。
それと余り時間で3人揃って15分のYouTube。
朝から子どもたちみんなでワーキャー本当に楽しそうで、その騒がしい声で起きたパパ。笑
そして、1時間後の8時。
1時間目(8時50分)に間に合うどころか、学校が指定している登校完了時間の8時半にすら余裕で間に合う時間。
時計を見て「あ、時間だ!」とテキパキと出かける支度を進めるゆうちゃんと、幼稚園バス待ちトウくん。
その雰囲気の中で
「おーちゃん、どうする?
ゆうちゃんと一緒の時間に行ってみる?」
と聞くと
時計を見ながら
「。。。うん。行く。」
と答えたおーちゃん。
泣く事もぐずる事も、液状化することも、軟体動物になることもなく、自分で身だしなみを整えて、自分で通学帽をかぶり、ハンカチをポッケに入れ、マスクをして、靴を履いて
ゆうちゃんと同じ時間に
「パパ、いってきまーす!」と、私と手を繋いで家を出ることができました。
この時に私が思っていたことは
(え、本当に8時に家出られた(驚)。。。)ということ。
自分で提案したことだったけど、こんなにスムーズにハマると思っていなかったので、とにかくおーちゃんの気持ちの前向き加減に驚かされました。
それと同時に、おーちゃんにとって「今」必要なものは、学校にいくためにエネルギーをためる時間を朝出かける前にしっかり作ってあげることだったんだな。。。ということ。
その時間があることでおーちゃんは気持ちを満たし、満たされたことで気持ちを切り替えることもでき、前に動き出すことができたのだなぁ。。。と。
学校までの道のりも、朝のゲームの話をゆうちゃんとしながら進み、笑顔も見られました。
それでもやっぱり少し不安があるのか私と繋ぐ手がふにゃっとなる瞬間があったけれど、
(大丈夫。大丈夫。)と念じながらおーちゃんの手をしっかりと握り、おーちゃんの様子を見ながら学校まで歩を進めました。
校門をくぐり、見えてきた校舎の時計がさすのは8時20分。
「おーちゃん、見て、まだ8時20分だって。」
と私が言うと
「おれ、今日早い(o^^o)」
と、にんまり笑ったおーちゃん。
それを隣で
「おー!!♡」
と拍手して一緒に喜んでくれたゆうちゃん。
玄関も抜けて、2年生の下駄箱へ。
そして、階段を上がって教室まで、歩みを止めることなく進むことができました。
教室に着いた時
「じゃあね。」
と声をかけると
「うん。」
と、ひと言いうと、私とハイタッチしてそのままスッと教室へ入って行ったおーちゃん。
行った。
本当に行けた。。。
不安も完全にはなくなっていないだろうし、心配なこともこれからもあると思う。
揺れ動く気持ちそのままに、学校が嫌な気持ちがいつまたぶり返すかも分からない。
それでも。
今日。おーちゃんが学校に行けた。
登校時間内に学校に行けた。
学校から気持ちが遠のいてしまった7月頭。
学校へ向かう通学路で繋いだ手は力がなく
その手はまるでおーちゃんの中身がなくなってしまった抜け殻のようにぐんにゃりしていて
私は、今にも風で飛んで行ってしまいそうなおーちゃんのその薄い手をいつも必死に強く握っていた。
毎日おーちゃんのことを考え続けていた。
自分にできることはなんだろうって、いつも考えていた。
おーちゃんへの対応はこれでいいのだろうかと不安もたくさんあった。
学校に行けなくなることが怖かったんじゃない。
この先の未来にいるおーちゃんが笑っているのかどうかが分からなくて怖かった。
毎日寄り添っているつもりでも、時間では解決しない問題をおーちゃんが抱えているのなら、こうして毎日学校へ向かうことすらおーちゃんにとって苦痛なだけなのではないか。
「学校をやめたい」というおーちゃんの気持ちの原因が掴めなかった頃は、そのことが本当に気がかりだった。
それでも、毎日たくさんのおーちゃんの気持ちを探して
毎日たくさんのおーちゃんの気持ちを聴いた。
そして少しづつ学校の中で自信を取り戻していくおーちゃんの様子に、私は何度も感動し、そもそも嫌なことを「嫌」と主張できること、自分で選び決めたことをきちんと実行するおーちゃんにたくましさのようなものさえ感じるようになった。
そしてこの日改めて痛感したのは
朝、決められた時間に学校に行けることは
当たり前のことなんかじゃなかったんだ。ということ。
決められた時間やルールを守るには、気持ちに不安があったままではできないから。
おーちゃんにはおーちゃんだけの、回復に必要な時間があったんだ。
私が提案したのんびりタイムだって、きっと不安が強かった以前だったら意味をなさないものだったと思う。
おーちゃんには今までの時間が必要で
今までがあったから今日があるんだ。
今日。おーちゃんが学校に行けた。
登校時間内に学校に行けた。
よかったね。
不安が減ってきたんだね。
おーちゃんが、辛くないんだ。
苦しい毎日じゃなくなってきてるんだ。
よかったね。
本当に良かったね。。。
そんな気持ちが私の中でいっぱいに膨らんで
私はこの日もマスクと帽子で涙が滲むのを隠しながらゆっくり家へと帰りました。