「いい子にして」
「将来こうなって欲しい」
「ワガママ言わないで」
「泣かないで」
「みんなと同じでいて」
そんな風に
子どもには
感情に蓋をさせようとしてしまうのに
(その方が大人としては
扱いやすいし都合がいいのだと思うけれど)
心に嘘をつくことに慣れて
我慢を重ねた子どもが大人になると
仮面の下で息にくさを覚えたその子に
今度は
「正直になっていい」
「我慢しなくていい」と
みんなが声をそろえる
その「嘘をつかなくていい」ってこと
「あなたが感じたことを
そのまま感じていい」という当たり前のことを
生きにくくなってからじゃなくて
子どもの時から
子どもに伝えてあげられる社会にしたい
頭ごなしに否定せず
コントロールしようとせず
誰かと比べることもなく
その子が感じたことを
ちゃんと聴いてあげられる世界にしたい
嫌だと思っていいんだよ
嫌いだと思っていいんだよ
好きにならなくていいよ
もう嘘をつかなくていいんだよ
あなたの心は
あなたに嘘をつかない
嘘をつかせたのは
いつだって大人だったかもしれないね
優しいあなたは
大好きなあの人を悲しませないように
笑って嘘を付けるようになってしまったかもしれないけれど
もう 嘘をつかなくていいんだよ
嫌いでいいよ
「私は嫌いなんだ」って 思っていいんだよ
あなたはあなたのために
「嫌だ」って思っていいんだよ
怒っていいよ
泣いていいよ
「これがしたい」って 叫んでいいんだよ

子どものありのままの感情を許せないと感じるのは
自分自身も「怒りやネガティブな感情を出してはいけない」と信じさせられていて
我慢を重ねているから。
また、感情を出すことを「ダメ」だと抑圧されたことしかないと
感情の扱い方を教えてもらえないままなので
自分でも子どもの感情にどう対処したらいいか分からなくて
それがイライラや怒りになったりします。
優しいあの子は、あなたのこと
子どもの気持ちを聴いてあげることのできる社会になったら
その子は
自分に嘘をつかなくていい大人になれる
そんな社会をつくりたいと心から願っています。

