新一年生。新学年。新学期。子どもたちに伝えたいことはこれ(*^^*)

小学校 入学時期




改めて、入学おめでとうございます♡!



親も子どもも期待と不安でいっぱいの春。

今回は新一年生の子どもへの声かけについてお答えしますね(*^^*)



今回の相談者さんのお悩み。

実は2つに分解できるんです。



ひとつは、

①「ちゃんとしてほしい部分がある・ご飯をダラダラ食べるのをやめてほしくて厳しい事を言ってしまう」

という、子どもに直してほしい部分があるお悩みと



もう一つは、

②「一年生になったのに・・・という思いで厳しい事を言ってしまう」

という、子どもの新生活への心配



この2つのお悩みが合わさった声かけをしてしまう、というものなんです(*^^*)





なので、まずはこれらをそれぞれ別の問題として考えてみましょう!

そうすると、自分がどこを本当は解決したいと考えているのかが分かり易いですよ(*^^*)



そして今回の場合は、おそらく②の、【新一年生の子ども】への声かけの部分を悩まれているのだと思うので、こちらに重点を置いて答えていきたいと思います(*^^*)





結論から言うと



これは

・小学校入学時期 だけではなく、

・幼稚園や保育園入園の時

・習い事をする時

・きょうだいが増えてお兄ちゃんお姉ちゃんになる時

など、新しい環境に飛び込む子どもに是非してあげて欲しいなぁと思う心構えなのですが、

【ドキドキ不安は少なく、ワクワク楽しみは増える声かけ】

を是非やってあげてください♡





私たち親はついつい

「もう◯◯になったんだから」

と思ってしまうし、言ってしまいがちですよね。



このままで大丈夫なの?

子どもが後々苦労しないようにしなくては・・・

そんな不安を感じてしまわれるお気持ちもとてもよく分かります。



LICO

LICO

子どものことを思うからこそ、心配でつい厳しくなってしまうんですよね。。。

でも。

思い出してください。

新一年生の例で言えば、数週間前にはまだ幼稚園にいた子どもたち。

入学式をしてランドセルを背負ったからと言って、一晩で急に子どもが何かに変身する訳ではないのですよね(*^^*)

みんな、昨日の延長を生きているのです〜♪



なので、子どもの気持ちとしては「小学生になったのだから」と過度に期待されたり、過度に変化をもとめられても、ちょっと困ってしまうのです。(*^^*)





そして

「小学生になったんだから」

「〜できないと大変だよ」

「〜できないと困るよ」

「〜できないと恥ずかしいよ」というメッセージは



子どもにとっては



「えー!

じゃあ小学生になりたくないや」



「小学校ってこれができないとダメなの?

できない私は小学校行くの怖いよ。。。」



と、「小学校は嫌なところ」「小学校に行くのが不安」「どうせ自分なんて。。。」という不安な気持ちが膨らんでしまったり、自分への自信を無くしてしまうことも。





なので、大切なことは、

その子の「今できないこと」を数えないこと(*^^*)



もうね、今できないことはいっぱいあったって大丈夫♡!

子どもはちゃんとたくさんのことを吸収して学んで成長していきます。



学校という素敵な学び場で、周りのお友だちからのたくさんの情報や刺激を受け取りながら、これからみんなで成長していくのです。



もちろん、全てを学校にお任せするのではなく、家庭内でも生活の基礎となる部分は私たち親が声をかけて伝えていかなくてはならないですが、厳しくしすぎたり、出来ないことに対して怒ったりしなくても大丈夫ですよ、ということ(*^^*)



新生活が始まったばかりのこの時期は、ただでさえ子どもたちは大きな刺激を受けて疲れも溜まりやすいですから

「あれもできてない」「これもできてない」と出来ていない部分だけを数えられてしまうと、必要以上の不安やストレスを感じてしまう子もいるからです。





そして伝え方で大切なのは、1番最初に書いたように

①の「子どもに直してほしいと感じる部分」に

②の「◯◯なのに」を織り交ぜないことです(*^^*)



例えば

「使ったら片付けようね」と注意したい時に

「片付けられないと一年生なのに困るよ」などのように

子どもの「一年生」という肩書きと結びつけて伝えなくていいんです(*^◯^*)



子どもの課題(今苦手なこと・出来ないこと)と

子どもの年齢・性別・学年・兄姉などの立場は一切関係ないですから(*^^*)



その子の課題は「その子のもの」であって

「一年生なのに」「男なのに」「10歳なのに」「お姉ちゃんなのに」できないと恥ずかしい・困るもの、なわけではないのです。



是非、その子の「一年生」の自信、「男」や「10歳」や「お姉ちゃん」という自信や尊厳を

大切に包み、守ってあげてください。(*^^*)





できないことを数えるのではなく

その子ができるようになった部分に目を向けて

「すごい!

こんなことができるようになったんだね。

さすが小学生♡!」

「こんなことできるの?!さすが一年生だぁー♡!かっこいいね!(*≧∀≦*)」

と、小学生になった自分を好きになれるような声かけを是非してあげてください✨



すると、小学校への抵抗感も生まれにくいですし、自分への自信も失くしにくいです(*^^*)





直してほしい部分は

「こうしたらもっとかっこいいよ!」

「今度から気をつけようね。」

「どうしたらいいと思う?」

「一口だけでも食べてみよう!」

など、肩書きに絡めず、直してほしい部分へのアプローチのみで、十分(*^^*)



声をかけて行動してくれたら

「そうそう!それそれ!出来てるじゃん♡さすが一年生は違うなぁ〜(*≧∀≦*)」

と、すぐさまいっぱいほめてあげてください♡





食事に関しても

このままでは子どもが困るだろう、という心配のもと

「学校の給食で困るよ」

と、つい親は言ってしまいがちかと思いますが、

それもやはり子どもに

「学校の給食って自分にとって困ることが起こるもの」

「学校の給食って怖い」

と、まだ始まってもいない給食への抵抗感や、学校生活への自信を失わせてしまうこともあります。



「好き嫌いをしないこと」も、ある意味大切。

「時間内に食べ終わること」も、ある意味大切。



でも子どもにまず知ってほしいことは

「ご飯はみんなで食べると美味しいこと」

「ご飯をみんなで食べられるって幸せなこと」

そしてドキドキいっぱいの新生活で初めての給食であれば尚更

「給食ってとっても美味しいし、とっても楽しいこと」

を知ってほしいと私は思っています(*^^*)

今はコロナ禍で給食中のおしゃべりができないみたいで子どもたちもつまらないだろうけれど。。。><、



なので、ここでも小学生になったからとかは全く関係なく

我が家ではいつもと同じように

「あなたと食べるご飯って何でこんなに美味しいんだろう。」

ということを家では子どもたちに伝えていきたいし、学校での給食が始まる前には

「明日の給食の献立、カレーとひじきの煮物だって!

めちゃくちゃ美味しそうだね(*≧∀≦*)!いいなぁ〜♪

明日の給食セットは何のランチマットにしようか♪

給食はみんなでよそったり、配ったり、運んだりするんだけど、それもお店やさんみたいなお仕事で楽しいよ(*^^*)

自分の食べられる量に自分でお減らししたり、おかわりじゃんけんがあったりするんだって(*^^*)いっぱい食べて、いっぱい楽しんでおいで♪」

と、給食への抵抗感が薄れてワクワクが膨らむように

【どんなに給食ってハッピーなものなのか】を伝えたいと思います(*^^*)




我が家のトウくんも今年から新一年生(*^^*)

ゆうちゃん(5年生)・おーちゃん(3年生)と、毎日楽しそうに登校しては「今日もめっちゃ楽しかったー♡!!」と、玄関のインターホンをピンポンピンポンピンポンピンポン連打して叫びながら帰ってくるトウくんです(*^^*)連打はやめいというとるのに。笑

新学年でクラス替えがあったので、新しい環境、おーちゃんはどうなるかな〜と思っていたのですが、驚くほど安定していてむしろたくましくパワーアップしたように感じます(*^^*)



5年前の入学当初、不安が大きくて泣いて登校していたゆうちゃん。

1年前、コロナ休校明けに気持ちが追いつかず、登校しぶりで泣いていたおーちゃん。

そんな二人の新学期の様子も書きたいこといっぱいなのに相変わらず時間が足りなくて記事化できていないけれど、ゆうちゃんも、おーちゃんも元気です(*^^*)♡





新生活が始まり親も不安が多い季節ですよね。

ソワソワ。ドキドキ。

心配も尽きないことと思います。



でも、新しい生活に1番ドキドキしてるのは他でもない子どもたちです(*^^*)

そしてワクワクもしています(*^^*)



是非子どもたちに

【ドキドキ不安は少なく、ワクワク楽しみは増える】ような声かけをしてあげてください(*^^*)


LICO

LICO

〜余談〜

入学したての頃のオススメは次の日の準備を一緒にやるときに

教科書を一緒にめくって見ること♡



その時に

「明日の算数、教科書どれかな〜(*^^*)あ、くじらの絵が描いてあるのが算数だね。」

「教科書、中身何書いてあるんだろうー?すごい!こんなことやるんだね。めっちゃ楽しそうだね!やっぱり一年生はすごいな〜♪どんなことやったのか、明日帰ってきたらママに教えてね♪」

などの会話をしながら、一緒に中身に触れて子どもの不安を少なく・楽しみを増やす声かけをしてみてください♪

子どもの安心感とやる気につながります(*^^*)

子どもたちは毎日たくさんの「初めまして」に出会い、たくさんのことを学び帰ってきます。



その心は「初めて」でいっぱいです。

子どもたちは、ママやパパに聞いてほしいことでいっぱいです(*^^*)



是非おうちで、子どもの溢れ出る気持ちをたくさん聞いてあげてください(*^^*)



こちらから伝える2

子どもの話を聴く8 くらいの感覚で(*^^*)





そして

「おつかれさま」

「今日も頑張ったね」

「元気に挨拶できたんだね!素晴らしい(*≧∀≦*)!」

そんな風に、「できて当たり前」と思わず、子どもの既に出来ているたくさんの部分をいっぱいほめて、いっぱい抱きしめてあげてください(*^^*)



〜まとめ〜

子どもに注意をする時に

「もう◯◯なのに〜」「◯◯なんだから〜」を絡めない✨



今できていないことを数えない✨

子どもはこれからどんどん成長します!

是非、既に出来ているところをいっぱい見つけてあげてください♡



子どもに伝えるべきは

「学校は楽しいところ」「給食って楽しいもの」というプラスのイメージ♡✨



子どもの「ねえ、聞いて!今日学校でね♪」の話をたーーーーっくさん聞いてあげてください♡✨

 

LICO

LICO

みんなでワーク♡

・自分が初めてバイト(仕事)に出勤した日、どんな気持ちでしたか?



・1日頑張ったあと家に帰ってきたら、どんなことをしたくなりますか?



・疲れている時にどんな言葉をもらったら、嬉しいですか?



・あなた(ママ・パパ)のリフレッシュ法は何ですか?

LICO

LICO

子どものリフレッシュ法は

家でくつろいで、おしゃべりを聞いてもらって、甘えることです♡

子どもは大人ほど選択肢を持ってはいないから、(お金もないし、場所もない)せめてこのリフレッシュ法は守ってあげたいなと私は思っています〜(*^^*)

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今日のみなさんと子どもさんとの時間が愛おしいものとなりますように。。。♡

LICO

幼児期・学童期の家庭における親子関係改善アドバイザー/子育てアドバイザー。
保護者のみならず公認心理師・臨床心理士・保育士・幼稚園教諭・学校教師・保健師・児童養護施設職員などが相談に訪れる「心の土台を育む子育てアドバイザー」。
【子育て相談室】【子育てハッピーワーク21days】の運営責任者。

問題行動を繰り返した自身の幼少期の経験を基に、研究模索し構築された育児法を軸として「子どもたちに【愛されている実感】を」を信念とし、子どもたちと穏やかに向き合うためのヒントや、我が家の日々の出来事などをブログで紹介しています。

私の願いは、
今日の子どもたちがたくさん愛されること。

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