妊娠は病気じゃないけど

ママちゃんのひとりごと

今回、ぶっ倒れた呼吸困難症状を経験して改めて思ったこと。







「妊娠」それ自体は病気じゃない、けど


こんなにも自分の血液と酸素と栄養を持っていかれる妊娠期間を

やっぱり、絶対、甘く見ちゃいけないんだなっていうこと。




1年半前に流産してしまった子を含めて、私は今回5回目の妊娠で


過去の妊娠の時も重度の貧血や切迫流産など色々あったので自分の体質もそれなりに理解していたつもりだったけれど


自分の予想を超えたことって、こんなに簡単に起こるものなんだな、と。。。



そして、お腹に子どもを宿す同じ『妊娠』ではあるけれど

その妊娠経過はその時、その時によってこんなにも違うものなんだなと。




10年前に妊娠したゆうちゃんの時とも

8年前に妊娠したおーちゃんの時とも

6年前に妊娠したトウくんの時とも


まったく違う、今回の妊娠経過。




正直、今回の妊娠が1番動けなくて、1番しんどくて、1番自分の身体のSOSを聞いた気がします。





母体が無限のエネルギー貯蔵庫だったら、まだいいかもしれないけど


私たち母親も紛れもなく1人の人間で

1人の人間として保有してる血も酸素も栄養も、誰かに分け与えてあげられる量には限界があるんだなぁということを痛感したし


すり減らし
削り取られ
薄められ
消費されていく母親の身体の骨や肉や血、色んな場所を使って


お腹にいる赤ちゃんはつくられ、育ち、今日も成長してくれている。





そう思うと

私、赤ちゃんに「ここまで大きく育ってくれていてありがとう」って感謝を伝えてはきたけれど


自分の身体の細部に
「ここまで赤ちゃんを育んでくれてありがとう」って感謝の思いを抱いたことがなかったことに

はたと気が付きました。





妊娠そのものは病気じゃないかもしれないけど


間違いなく、妊娠の時の母体って
普通じゃない。



病気の反対は「健康」や「元気」。


健康とは、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であること。(世界保健機関憲章前文)



でも、妊娠期間は「健康」でも「元気」でもいられないことが、これでもかってたくさん起こる。




それでも、妊娠したことで引き起こされる身体の不調のあれこれはどうしても「仕方ないこと」として我慢したり諦めたりしがち。


私も「妊娠中なんてこんなもの」と、しんどさ限界なのに我慢をしてしまっていたことが色々あったなぁと思います。



吐き気に食欲不振
脱水
胃痛に腰痛
背中痛に恥骨痛
下痢に便秘に痔に
動悸に息切れ、めまい
倦怠感に高血圧

妊娠中は、書ききれないくらい、たくさんのことが起こりうる。




死ぬこともある。

赤ちゃんが、生まれてくることができないこともある。


身体のSOSを見過ごしてしまった先で
心が死んでしまうこともある。





元気で何事もなく出産まで迎えられる人もあれば

様々なトラブルによって入院しなければいけないほど重篤な状態になってしまう妊婦さんもいる。


赤ちゃんをその腕で抱きしめることができないまま
お別れをしなくてはならなかった人もいる。




「妊娠」は病気じゃないけど

全ての妊婦さんをその一言で一括りには決して出来ないし


その経過の辛さや不安やしんどさは、その人ごと、その妊娠こどに、毎回違うもの。




自分の顔を、お腹が空いている子にあげたらチカラが出なくなっちゃうアンパンマンだって

ジャムおじさんとバタコさんに新しい顔を焼いて替えてもらわないと元気に動き出せない。



私たちの身体は、

残念ながらジャムおじさんにも、バタコさんにも、新しく作ってはもらえないから


愛する存在にその血肉を分け与え、注ぎ続けて疲れてしまった身体を回復させるには


休むことと
「これくらい仕方ないこと」とたかを括って無理をしないこと。




妊娠そのものは病気ではないけれど
妊娠によって起こるあれこれは立派な不調であり、病気のこともある。


そんな、完全に良好な状態の「健康」ではない毎日を過ごしている妊婦のみなさん。


そして、自分。




苦しいのも
つらいのも、あなたと、あなたのお腹の赤ちゃんのものだから


あなたの身体が苦しいって叫んでるなら、

「まぁまぁ、妊娠してるんだからこれくらい当たり前でしょ。」

って軽く流さないで


どうか周りにたくさん助けてもらってね。




あなたには、あなたにしかできない大仕事があるから

あなたじゃなくてもできることは、今は甘えてあなたじゃない人たちにお願いしよう。




そしてどうかその時には

「してもらって当たり前」ではなくて


「助けてくれるあなたがいてくれるから、私は私の大仕事を頑張ることができているよ。」


「私を大事に思ってくれてありがとう。」


と、たくさんのありがとうを添えることを


忘れないでいてね。










どんなに気持ち悪くても毎日を頑張れちゃうのは

どんなにしんどくても少しくらい無理できちゃうのは

今日もお腹の子が元気に動いてくれているから。


しんどいのも、辛いのも、お腹にこの子がちゃんといてくれている証拠だから。


だから、少しくらい大丈夫。


いつか会える日がくるから。


それまで、まだまだ頑張れる。




そう思っていた。今もそう思っている。




でも、私が呼吸困難になりつつも1人で何とかしてしまおうとしている様子を聞いた母が

一目散に私のもとへ駆けつけてくれた時、



私のことを

ただ、ただ、「いつまでも私の大事な子ども」という眼差しで心配し、看病してくれる母の姿に




あぁ  。。。
そうだった

私も母の身体を削り、分け与えてもらって生まれてきた身体だった


私が、私のことをないがしろにしちゃいけないな。



私の中に、私の大事な赤ちゃんが入っているんだから

私は私を大事にしなくちゃいけなかったな。




そんな風に感じて反省して、


優しさに感謝して、


守られていることに  涙が出ました。








「パンケーキ」というお話を

おーちゃんとトウくんに
読み聞かせしてくれているゆうちゃん。


セリフに感情がやたらこもっていて
聞いていて楽しい、ゆうちゃんの朗読。



「◯◯(ゆうちゃん)読むの上手ー!!
次これも読んで!」
「次これ!」と弟たちに次々とリクエストされて


「えー!!じゃあこれが終わってからね!
順番ね!」

と言いつつ、嬉しそうなゆうちゃん。




もう少ししたら、そこにもう1人、
小さい仲間が増えるね。


みんな  よろしくね。(*^^*)






LICO

作家。ブロガー。
子育てアドバイザー。

自身の子どもの頃の経験を基に構築されたママちゃん育児法を軸として「子どもたちに【愛されている実感】を」を信念とし、子どもたちと穏やかに向き合うためのヒントや、我が家の日々の出来事などをブログで紹介しています。

怒り方も大切。
叱り方も大切。
でも  やっぱり一番大切なことは
その「怒る」でも「叱る」でもない
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ママの笑顔と愛に溢れていること 。 

自分の真ん中に『愛』だけしっかり持って
あとは  ゆるく生きましょう♡

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