ふと気付いたことがある。
私は子どもたちの自己肯定感を高めようとしているわけでも
子どもが自立できる人間にしたいわけでもないということ。
ただただ
【あなたが大好きだよ】を伝えたいだけなのだ。
あなたがいてくれてこんなにも嬉しいのだと。
それをただ伝えたいだけなのだ。
でも結局それが、自己肯定感を高めることに繋がっていたり、自立心を育んだり、人を思いやれる心を膨らませたりしているのだろう。
けれど、それって結果論でしかなくて、それを目指して私は子育てをしていない。
私は子どもたちに「ここにいていい自信」をとにかく持ってほしい。
自分の命への信頼。
自分の存在への敬意。
それらの種はすべて、今日私が子どもたちに伝える言葉と、抱きしめる両手の中にある。
「こんな子どもにしたいから」こんな育児をしているのではない。
今日の子どもたちに愛を伝え
今日の子どもたちの言葉にならない想いを想像し
耳を傾けて
膝をついて抱きしめる。
その繰り返しでたどり着く場所はどこなのかは私にも分からないけれど
その場所が子どもたちにとって幸せな場所ならいいと願って。
私は今日も子どもたちに
考え得る全ての方法を駆使して【私は、あなたのことが大好きだよ】を伝えます。