子どもは自由自在に形が変わるクッキーの生地です。
外側から鉄の型をはめて
この中に収まれと言われても
子どもは抵抗します。
もしかしたら、型と同じ形になるようにと外側から無理に引き伸ばした生地は
先端が薄くなってしまったり
乾燥してひび割れたりしてしまうかもしれません。
でも、その子の本当に欲しい関わりに目を向けてその子の生きる力を信じれば
子どもは、その子だけの素敵な形へと変わっていきます。
外側から押さえ込まない。
内側に働きかける。
それでも子どもは動く。
いや、むしろ、その方が子どもは笑って動き出す。
その、共鳴する瞬間。
あ、届いていたんだ。と心が痺れるような感動。
その涙が出るような経験を
多くの人に味わって貰えたら嬉しい。
久しぶりに訪れた水族館にて。
久しぶりの再会をした二人。
「大きくなったね」って声が聞こえてきそう。