2人目が生まれて、子ども2人の寝かしつけがうまくできなくてツライ…とお悩みの恵さん(相談者さん)。
その恵さんとのメッセージのやり取りをご紹介しています。
今回の記事は、恵さんが何を苦しいと感じているのかを聞かせてもらった後に私が返信した内容になります。
寝かしつけだけでなく、
「子どもの気持ちに応えてあげられないこと」って様々な場面で起こってしまいますよね。
そんな方にも参考にしてもらえたら嬉しいです。
↓
「お気持ち、分かります。
2人になったが故にどうしても1人1人にかける時間って今までよりも減ってしまいますものね。。。
でも、ひとつ忘れないでいてほしいことがあります。
それは、眠る時だけがママの愛情を感じる瞬間ではないということ(*^^*)
保育園で頑張っているももちゃんの気持ちを癒してあげたい!と思われている恵さんのお気持ちはとても素敵なものです。
でも、あまり「入眠を理想通りに、完璧にしなくては」と思い過ぎなくても大丈夫ですよ(*^^*)
確かに抱きしめて寝てもらえたらとっても安心しますよね(*^^*)
恵さんがそうであったように、それはももちゃんにとっても同じことであるというのは、私も大納得です!
でも、365日、365回完璧な入眠でなくてはママの愛情を感じないかというと、そんなことはないはずです(*^^*)
眠る時に抱きしめてあげられない夜がある時には
「ごめんね。
本当はママと一緒に寝たいよね。
でもね、タク(息子さんのお名前)が泣いちゃってるからちょっと待っててね。
ママも、ももと早く一緒にぎゅーってして寝たいから、タクを早く寝かしてあげちゃおうね!
タクが早く眠れるように、ちょっと待っててね。」
と
ママも本当はあなたと一緒に寝たいこと
あなたが大好きなこと
でも泣いてる赤ちゃんを放ってはおけないこと
赤ちゃんが泣いているのが落ち着くまで待ってて欲しいと伝えること
待っててくれたことにありがとうと伝えること。。。など
そんな風に「一緒に眠れない時も、ママの気持ちはあなたにもちゃんと向いているよ」ということを伝えてあげるだけで、待っている子どもの気持ちって和らぐと思うのです(*^^*)
もちろん、こういう声かけをしたら、ももちゃんが泣かずに1人で眠るかといったらそんなことはないのですが
(いやだー!!ママと寝たいー!!と泣くこともあるはずです)
それでも
言葉にしないと見えない『ママはどう思っているのか』という事実をきちんと伝えてあげることは、大きな意味となるはずです。
なかなか泣き止まないタクくんを抱っこして泣き止ませている間に、ももちゃんの方が泣き疲れて眠ってしまう夜も、もしかしたらあるかもしれません。
でも、その夜の出来事だけで、子どもは「自分は愛されていないのでは」「不安で不安で仕方ない」とはなりません。
そんなことで親子の絆は絶対ゆらいだりしません。
子どもの甘えを完璧に満たしてあげることはなかなか難しいことです。
はっきり言ってしまうと、全ての甘えの要求に応えることは無理なことかもしれません。
親とは別の人格、感覚、欲求を持つ、別の人間ですから☺︎
それでも
なるべくその気持ちを大切にしてあげたい、気持ちに応えてあげたいと願うのは、『愛』そのものであるし、とても素敵なことです。
でも
『応えてあげられない瞬間があったとしても
【どんな時でもママの気持ちはあなたに向いていること】
【あなたを忘れたりなんかしていないこと】を伝えること』
で、親子の関係っていつでも満たすことができるはずです。
『応えてあげられなくても、その時以外の時間で愛情いっぱいのフォロー』があれば、大丈夫(*^^*)
なので、恵さんも、「こうして眠らせてあげたい」という理想の入眠のやり方があるかと思いますが、タクくんはまだまだ眠るタイミングも授乳間隔も安定しない新生児ですから、形にはあまりこだわらない方が恵さんの気持ちも楽になるはずです。
もちろん眠る時間を規則的に整えてあげることも大切ですが、昼間の活動時間や活動内容、お風呂の時間などに影響を受けますし、いつもうまくいくわけではないですよね(*^^*)
なので、そこも是非ゆるく考えてみてください(*^^*)
タクくんが眠くなったら寝かせればいい
無理に寝かせようとしなくていい
もし ももちゃんが寝不足になってしまった日は次の日の保育園を遅れて連れて行く、休ませる、
なども保育園の先生とも相談して、お子さんたちの様子を見ながらやってみてください(*^^*)
「こうしなきゃ」「こうでなければ」がたくさんあると、それだけで気持ちが疲れてしまいます。
特に新生児期は思い通りにならないことだらけですものね( ;∀;)
なので、
「これでもいいか」
「これでも別に死にはしないから大丈夫」と、
たくさんの「別にこれでも大丈夫」を自分にプレゼントしてあげてください(*^^*)
1人でたくさん頑張られている恵さん。
そして心優しい素敵なママの恵さん。
旦那様はお仕事で忙しくてなかなか助けてもらえない状況かと思いますが、旦那様がいらっしゃる日には子どもたちをみてもらってたくさん寝てくださいね。
そして、是非
旦那様にたくさん話を聞いてもらってください。
恵さんは1人じゃないですよ。」